ホノルルマラソン・HonoluluMarathon 15年連続でホノルルマラソンに出場したランニングコーチが、ホノルルマラソンの完走のテクニックや魅力をお伝えします。

テーピング
(1)目的
1.予防のテーピングケガを未然に防止する
2.救急処置のテーピングケガをした箇所の動きを制限し、安静を保つ
可能なら試合にもどる
3.再発予防のテーピング以前したケガの再発防止
(2)効果
1.関節の動きを制限する
2.部分的に圧迫を加える
3.痛みを和らげる
4.精神的な助けになる
(3)一般的な注意事項
1.テーピングは万能ではなく、全てのケガに対して効果があるわけではない
2.どのようなケガなのか理解しておく
3.正しい順序と方法で行わないとケガの可能性が増す
4.テーピングではケガは治らない
(4)テーピングを行う時の注意事項
1.テーピングを施す箇所が正しいポジションにあるようにする
2.テーピングを施す箇所が綺麗な状態である
3.ケガの状況を考え適切なテープを選ぶ
4.必要であればアンダーラップを薄く巻く
5.アンカーテープからスタートし、アンカーテープで終わる
6.こまめにテーピングを切る(グルグル巻かない)
7.直前に巻いたテープと半分ほど重なるようにする
8.シワにならないよう、骨の形にそって、丁寧に巻く
9.テーピングの薄い所、厚い所がないように、均一に巻く
10.きつ過ぎず、ゆる過ぎない
11.テーピングをはがす際も注意を払う
(5)テーピングの基本型
1.アンカーテープ:ケガの部位を中心に上下、又は左右に貼る
テーピングの始めと終わりに行う
2.サポートテープ:テーピングの本体で、関節や筋肉を支持.固定する
@Xサポート:2本のテープをX字型に強く引っ張って貼る
A縦方向のサポート:靭帯や筋肉に沿って貼る
B水平方向のサポート:筋肉を固定する
Cスパイラルテープ:らせん状に貼り、関節の動きを制限する
Dフィギュアエイトテープ:関節を中心に8の字を書くように貼る
Eスプリットテープ:伸縮テープを半分に裂いて行う
Fスターアップテープ.ホースシューテープ:足首に行う
(6)部位別テーピング
1.アーチ(土踏まず)
@アンカー
AXサポートの繰り返し
B水平方向のサポート
Cアンカー
2.足首
@アンカー
Aスターアップ.ホースシューテープの繰り返し(3回)
Bアンカー
Cフィギュアエイト
Dヒールロック内側
Eヒールロック外側
Fアンカー
3.アキレス腱:足首を少し伸ばした状態
@アンカー
AXサポート
B縦方向のサポート
Cアンカー
Dサーキュラーテープ
4.膝(基本型):少し曲げリラックスした状態
@アンカー
Aスパイラルテープ内側
Bスパイラルテープ外側
CXサポート内側
DXサポート外側
E縦方向のサポート
Fスプリットテープ
Gアンカー
5.太腿:リラックスした状態
@アンカー
AXサポートの繰り返し
B水平方向のサポートの繰り返し
Cアンカー
6.股関節(基本型):痛みの出る動きを考えて、どの状態が正しいか判断する
@フィギュアエイトの繰り返し
Aフィギュアエイトの端を止める
7.肘:肘を少し曲げた状態
@アンカー
AXサポート
B縦方向のサポート
Cアンカー
Dサーキュラーテープ
8.手首(基本型):痛みの出る動きを考えて、どの状態が正しいか判断する
@アンカー
AXサポート
B縦方向のサポート
Cサポートの繰り返し
Dアンカー
9.親指:親指を立てた状態
@アンカー
Aフィギュアエイトの繰り返し
Bアンカー
親指テープは一般的にサムスパイカと呼ばれる
10.指:少し曲げた状態
@アンカー
AXサポート
B縦方向のサポート
Cアンカー
突き指などは隣の指に固定することもある(バディテープ)

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